除籍謄本とは、役所にある除籍を、
書面の形で役所に発行してもらったものを呼びます。

また、除籍された人の名前の所には、×(バツ印)がされていますので、
戸籍の中にいる人のなかで、他の戸籍に移動した人、
つまり除籍した人の名前にも、×(バツ印)がされています。

全員に×(バツ印)がされれば、
その時その戸籍自体が、除籍となるのです。

その除籍を、役所に発行してもらった書面が、
除籍謄本と呼ばれるものなのです。

相続の手続きには、この除籍謄本も、原戸籍と同じように、
1つあれば良いものではなく、
故人の現在から過去の全ての除籍謄本がいります。

謄本の冒頭に、編成日などの記載がありますので、
それを確認して、
すべての除籍謄本を、遺産相続ではまず用意することになるでしょう。

ちなみに、除籍謄本は戸籍謄本と違って、
手数料が少し高い(750円)です。

除籍謄本の取り寄せ先については、戸籍謄本と同じように、
本籍地の役所で、本籍と筆頭者によって除籍謄本を特定することになります。

最近は、除籍謄本の保存期限が延ばされましたが、
少し前は80年と短かったので、
その間に、破棄されてしまった除籍謄本もなかにはあるようです。

破棄されていた場合は、
破棄されているという証明を発行してもらえますので、
その証明を取り寄せしておいた方が安心でしょう。

遺産相続の手続き先では、その除籍謄本がなければ、
取り寄せてくださいということになりますので、破棄証明があれば、
その除籍謄本はもう無い、ということで処理できるからです。