相続手続きの為には、
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本、除籍謄本、原戸籍が必要です。

また、相続人全員の戸籍謄本等も基本的に必要となっています。

では、いったいそれらの戸籍謄本の取り寄せの部数については、
いくつあれば良いでしょうか?

戸籍謄本の取り寄せ部数ついては、
被相続人の遺産によって異なってきますし、
手続きを行う相続人の方のやり方によっても異なってきます。

遺産相続のそれぞれの手続きには、
戸籍謄本の原本を提出しなければなりません。
しかし、その原本を返してもらうということも普通は可能です。

ですので、手続きが4つ5つあったとしても、ひとつひとつ手続きを済まして、
ひとつひとつ戸籍謄本の原本を返してもらえば、
戸籍については1部あれば良いということになるのです。

ただし、年金や自動車の相続については、
戸籍の原本を返してもらえないので、
手続きの順番を変えるなどの注意が必要でしょう。

また、不動産の相続手続きについては、戸籍の原本は返してくれるのですが、
そのためには、不動産の名義変更用の相続関係図を作成して提出しなければ、
戸籍の原本を返してもらうことができません。

なお、基本的に、提出するとときに、
戸籍謄本などの原本を返していほしい意思を示さなければ、
原本は取られてしまいます。

もし、そうなってしまえば、
もう一度すべての戸籍謄本を取り寄せしなければならなくなることもあるのです。

また、家庭裁判所への申立が必要な遺言書の検認や、
特別代理人の選任申立につける戸籍の原本を戻してもらうには、
それら戸籍のコピーも一緒に提出して、
戸籍の原本を戻してほしい旨を担当に伝える必要があります。

つまり、戸籍のコピーをつけなければならないことが、
銀行などとは異なる点です。