戸籍とは、人の生年月日や、どこで生れたのか、両親は誰々で、
兄弟はいるのかどうか、そして、いつ死亡したのかなどがわかるものです。

一口に戸籍と言っても、戸籍と呼ばれるものは、いくつかあります。
除籍も戸籍ですし、原戸籍も戸籍のことです。

戸籍は、戸籍を見れば、その人の情報が良く把握できるのです。
韓国にも日本の戸籍と同じように、韓国戸籍があるようです。

では、戸籍はどこに存在するのでしょうか?

戸籍は、本籍を置いている所在を管轄する市役所または役場にあります。
県庁ではないですので、注意してください。

また、出生の届出や死亡の届出は、近くの市役所に届け出てもかまいませんが、
その内容は、本籍を置いている所在を管轄する市役所、
または、役場の戸籍の係りに通知が届いて、
戸籍にも記載されるという仕組みになっているのです。

この仕組みによって、近くの市役所と本籍地の役所と
2回も届出等をする必要がなくなります。

つまり、近くの役所に届出すれば、
自動的に戸籍にも反映されるということです。

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なお、戸籍については、
遺産相続では必須の書類となっています。

そして、戸籍には大きく分けて3つあり、
戸籍謄本、改製原戸籍、除籍謄本があります。

遺産相続では、被相続人のこれらのすべての戸籍がまず必要なのです。
なぜなら、遺産を相続できる相続人は誰なのかを、
書面で証明できる唯一のものとなっているからです。

自分達で相続人を特定できるだけでなく、第三者、
つまり、相続手続き先にも証明できるのです。

また、戸籍については、
役所からの発行手数料がそれぞれかかります。

ほぼ全国一律と思われますが、
戸籍謄本は450円、除籍謄本と原戸籍は750円です。

そして、戸籍謄本、除籍謄本、原戸籍を、
遺産相続手続き時に提出しなければなりません。
戸籍謄本などには、役所の印が座っていますので、公的証明力があります。

そのため、これらの戸籍によって、銀行、法務局などの相続手続き先では、
安心して預金の払戻しや名義変更ができるという仕組みになっているのです。

戸籍については、相続手続きだけでなく、
いろんな場面で必要とされる書面です。
ですので、個人情報が詰まっている書面でもあります。

そういったことから、その戸籍のすべてを記載された戸籍謄本とは別に、
必要な部分のみを抜粋して、役所に発行してもらうこともできます。

その戸籍を、戸籍謄本とは区別して、
戸籍抄本と呼んでいます。

役所によっては、家族単位で記載のある戸籍の附票等については、
家族全員が載らない戸籍抄本でよいかどうかを聞かれることもあるでしょう。

ただ、戸籍については、相続手続きに使用するときにはやはり、
戸籍謄本の方を取り寄せしておいた方が無難です。

戸籍の発行手数料についても、
戸籍謄本も戸籍抄本も同じ金額だからです。

戸籍謄本の例としては、下のような書面がイメージとなります。

戸籍抄本については、
指定した人の部分のみが記載された上記のような書面となります。

また、提出先によっては、
謄本でないとだめという所もあるようですので、
やはり、謄本の取り寄せをしておいた方がよいかもしれません。

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